働くママにとって、わが子が保育園に入れるかどうかは死活問題です。
待機児童の多い自治体に住んでいる場合、出産前から保活をしている方も多くいらっしゃいます。
私も保活経験者の1人です
認可保育園の場合、どこの保育園に通えるかは自治体が決定します。
「行きたい園に通えるかは分からないのに、保育園見学をする必要性はあるのかな?」とふと疑問に思う人もいるかと思います。
私は2度保活を経験しています。東京の待機児童の多い地域です。当時、私は数を絞って保育園の見学をしました。
知り合いの中には「10園以上見学をした」というママもいる一方で、全く見学をしないで応募したという人もいます。
保活を経験し、そして実際に保育園に通うようになった今思うのは
見学は必須ではない。でも、見学をするメリットはある
当記事では、保活を通して私が感じた保育園見学のメリットをお伝えしたいと思います。
保育園見学のメリット
実際に足を運ぶことで分かることがある
自治体が提供している保育園の情報、保育園のホームページからは、基本的な情報を得ることができます。
- 保育方針
- カリキュラム内容
- 各クラスの定員数
- 園庭の有無
- おむつの持ち帰り有り/無し など・・・
一方で、実際に見学に行って分かることもたくさんあります。
- 園全体の雰囲気
- 先生たちの様子
- 子供たちの様子
- 保育園の内部を見ることができる(教室、園庭、ベランダなど)
また、気になっていることがあればその場で質問をしやすくなります。
わざわざ電話で問い合わせするのは少しハードルが高いけど、見学時なら質問しやすいですよね。
なんとなく合わない園が分かる
「ここには通わせたくないな」「この園は合わないかも」と自分で見て・感じられることが、個人的には見学をする1番のメリットだと思っています。
人によって価値観や感じ方は違うので、人が「良い」と言ったものを自分が「良い」と思えるかは分かりません。
皆さんも実際にいくつかの園に見学に行ってみると、「なんとなく合わないかも…」と感じる保育園もあるかもしれません。
私もそんな経験があります。
希望順位を高く設定していたある保育園の見学に行った時のこと。
「自由な雰囲気でいい園らしいよ」とママ友から聞いたり、ネット上での評判も良さげだったので好印象を持っていました。
しかし、実際はあまりいい印象を受けませんでした。
また、別の園の見学では、1歳児の子供たちの面倒を見ていた先生の1人がすごく無気力で、「こんな先生に子供を預けるなんて不安すぎる!」と感じたこともありました。
見学時に説明してくれる園長先生や主任の先生の雰囲気や話し方でも、良い印象を受けることもあれば、ちょっと高圧的な感じ…と感じることもあったり。
実際に足を運んでみると、いろいろ感じることがあると思いますよ。
希望順位を書く時に役に立つ
認可の保育園を申し込む際に、希望する園を第一希望から順番に申請書類に書いていくことになります。
待機児童をなくすため、私の住んでいる自治体でも毎年保育園が増えています。
そのおかげで、自分の家から近い保育園が複数あるようなありがたい状態。
そのような中でいざ希望順位を決める時に、実際に見学をしておくことで、わりと順位が決めやすくなります。
家から近い園、気になっている園など希望が上位になりそうな保育園は一度見学しておくといいと思います。
保育園見学のデメリット
ちょっと面倒くさい
正直、保育園見学は面倒です。
まずは、園に電話をして見学日の予約を取らなければいけません。
園長先生や主任の先生が不在の場合には折り返しになることも多いです。
複数の園とこのやり取りをしていると、意外と大変だなと感じました。
しかも、先方が「この日はどうですか?」と言っている日程が他の園の見学日と被ったり、子供の予防接種の日と被ったりして、その日がダメなら翌月になりますなんてこともありました。
見学当日は、子供を預けられる人がいるならば預けて行った方が親は身軽です。
しかし、平日の昼間となると、たいていは子供を連れて見学することになるでしょう。
見学中も、ぐずったり泣いたりすることも多く、帰宅後はどっと疲れが押し寄せます。
とは言っても、「誰のための保育園見学か?」それはかわいいわが子のためです。
実は、私は意外と保育園の見学を楽しんでいました。
外からでは分からない園の中が分かるし、園によって保育方針や雰囲気もほんとにさまざまでおもしろかったです。
おわりに
以上、2度の保活を通して私が感じた保育園見学のメリットをお伝えしました。
認可保育園の見学についてお話してきましたが、認証保育園や無認可保育園に関しては、見学は絶対にしておいた方がいいです。
また、そのような園の中には、見学をしないと入園申し込みができない園もあったりします。
ここまでお読みいただきありがとうございました。