【5歳児】読書への興味を取り戻したきっかけとは

    うちの娘は現在6歳。毎日寝る前に絵本を数冊読んで寝ています。

    そんな娘も、実は5歳の頃、絵本を読まなくなった時期がありました。

    絵本を自ら手に取ることはめっきりなくなり、私が「一緒に絵本読もうか?」と誘ってもいつも「読まない」という返答。

    明らかに読書への興味がなくなっているのが分かりました。

    「どうしたら絵本を読むようになってくれるか?」

    「どうしたら自分から本を手に取るようになるか?」

    いろいろ試してみた結果、あることをきっかけに、娘は読書への興味を取り戻しました!

    私と同じように、絵本を読みたがらない小さなお子さんを持つ方へ、今回の記事が何かヒントになれば嬉しいです。

    目次

    本を読みたくなる環境作りに力を入れる

    もともと娘は、「本が大好き!」というタイプではないですが、寝る前の読み聞かせで1日最低3冊、読む時はそれ以上を読む子でした。

    それに、読みたい本を自分で選んできて、それを一緒に読んでいました。

    ですので、私の目標は【読書への興味を取り戻す】ことでした。

    そのために

    • 絵本を読みたくなる
    • 何となく本を手に取りたくなる

    こんな環境作りができたらいいなと考えました。

    絵本好きになる環境作りについて色々調べているうちに「リーディングヌック」という言葉を知ります。

    リーディングヌックとは、家の中の読書用のスペースのことです。

    こじんまりとした居心地のよいスペースでくつろぎながら本を読む、そんな空間です。

    リーディングヌックを知った私は、ものは試しで、すぐに子供部屋とリビングの一角に簡単な読書スペースを作りました。

    当時の写真がないのですが、「なんかワクワクする♪」ようなスペースになったらいいなと思いながら、クッションやぬいぐるみを置いてみたり、イルミネーションライトをつけてみたりしました。

    さてさて娘の反応はというと、作った初日こそ興味を持ってくれましたが、それ以降は・・・(涙)

    2週間ほど様子をみていましたが、リーディングヌックで本を読んで過ごしたり、くつろぐ姿をみることはなく、結局失敗に終わりました。

    さて、どうしようか。

    次の手を打ってみたところ、ちょっとしたことが娘にハマることとなるのです。

    読書への興味が戻ったきっかけ

    まず結論からお話すると、

    • 本棚の位置
    • 本の置き方

    この2つを変えたことがきっかけとなり、娘は絵本への興味を取り戻しました。

    本当にちょっとしたことがきっかけで人って変わるものだなと改めて勉強になった一件でもありました。

    本棚の位置

    変更前

    わが家は、無印のスタッキングシェルフをテレビ台兼収納スペースとして利用しています。

    5つある棚スペースの1箇所を絵本棚にしていました。

    変更後

    以前は1箇所だけだった本棚スペースを、もう1つ増やして合計2つのスペースを絵本棚にしました。

    リーディングヌックを作るために、一度は絵本を全部移動させました。しかし、もう一度スタッキングシェルフに本棚を戻すことにしました。

    なぜなら、ブログなどを読んでいると、「リビングに本棚を置いたら子供が本を読むようになった(本を好きになった)」という意見をよく見かけたからです。

    さらに、1スペースは娘向けの絵本、もう1スペースは弟向けの絵本、と分けてみました。

    すると、なんとなんと!模様替えしたその日に、早くも効果が見られたのです。

    娘が自分から絵本を手に取り、リビングでもくもくと本を読む姿が!!

    久しく見ていなかった光景に驚きました。

    その後も、絵本を寝室に持ってきて寝る前に読んだり、「これ読んで〜」と持ってくることが継続して見られました。

    本棚の位置を変えたことで、今までと何が変わったのか?私なりに考えました。

    • よく行き来する場所で絵本が目につくようになった
    • 2箇所に本を分けたことで、本が見やすくなった

    以前は、リビングの中で一番奥まった位置が絵本スペースでした。

    それが、しょっちゅう行き来する場所に娘向けの本を置いたことで興味を引くことができたように思います。

    本の置き方

    本棚の位置のほかに、本の置き方も変えてみることにしました。

    今までは、本の背表紙が見える置き方のみ。

    これを、本の表紙を見せる置き方もするようにしました。

    本棚スペースの上に数冊並べたり

    子供部屋のちょっとしたスペースを活用して表紙を見せる置き方をしてみたり

    表紙が見えると、今まで持っていた本でも見え方が違って興味がそそられるかなという期待をこめて。

    週1くらいで、表紙見せにする本は私が変えています。

    この変化も、娘には効果がありました。やはり、表紙を見せている本は手に取ることが多くなりました!

    こうして、娘の読書への興味がだんだんと戻っていき、寝る前の絵本の読み聞かせ時間がまた増えていくこととなりました。

    久しぶりに、「これ読んで!」と自分から本を選んで持ってきてくれる姿をたくさん見られるようになり、とても嬉しかったです。

    一年たった娘の様子

    寝る前に本を読む習慣は今も続いています。
    現在6歳なので、読み聞かせだけではなく、自分で本を読むことも多くなってきています。

    せっかく読書への興味が戻ったので、継続していけるよう、環境作りには気を遣うようにしています。

    娘は、絵本が大好きで四六時中本を読んでいるような子ではありません。

    ですが、以前よりも日々の生活の中で本が身近な存在になっているように感じます。

    ちなみに、下の子(2歳)に関しては、絵本が本当に大好きで毎晩5冊以上は読みます。

    時間があると10冊読むときもあります。娘は、そんな弟の姿に感化されている部分もあるのかもしれません。

    おわりに

    私にとって、絵本の読み聞かせタイムは子供との大切な時間です。

    子供たちが成長していっても本とは身近な関係でいられるといいなというのが親の願いです。

    今回の一件を通して、感じたのが「環境作り」と「しかけ」の大事さ。私にとっても大きな学びとなりました。

    ここまでお読みいただきありがとうございました。

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